4年生,  卒業制作展

第2回 空間をデザインする 展示設計部 

2021年2月9日(火)~14日(日)に開催される2020年度東北芸術工科大学映像学科 卒業/修了研究・制作展「24bit+」を創り上げる学生たちのリアルな言葉をお届けするため、広報部にて各部へのインタビューを企画しました。開催まで全5回にわたり毎週掲載していきます。
第2回となる今回は展示設計部を担当している阿部晃大さん、滝口佳奈さん、髙橋俊光さんにお話を伺いました。


展⽰・設計の役割と主な仕事を教えて下さい。

滝口 展⽰設計は主に展⽰レイアウトを考えたり、借りる機材をまとめて提出するなどの仕事を⾏なってきました。

展⽰空間を設計する流れを具体的に教えて下さい。

髙橋 ゼミごとにどんな展示形態にするのか希望を取ります。その希望をもとに具体的なレイアウトや使用する機材に関して話し合いを重ねながら決めていき、確定次第機材の申請を出すといった流れになります。

滝口 写真の展⽰の場合は、まずそれぞれの壁⾯展⽰担当者にどれくらいの展⽰スペースが欲しいかを聞きました。そして、希望を聞いてなるべくその希望に沿った形でレイアウトを考え、固めてきました。

映像学科卒業制作展での展⽰方法について教えてください。

阿部 作品の魅力を引き出せるように、部屋や備品を考えて展示しています。映画やドキュメンタリーは、迫力ある大画面で楽しめるようにサクラダシネマ(学科棟内のミニシアター)で上映したり、映像だけではなく美術作品の展示も大事なアニメーションやCGは、両方の展示を一緒に楽しむことができる工夫をしています。また、写真は壁一面を大胆に使い空間で作品を楽しめるように、映像学科で一番広い部屋を使った展示にしました。

展⽰空間の設計における具体的な⼯夫点、苦労点などありましたか?

阿部 他の学科よりも多くのジャンルに分かれているので、来場者が見たいジャンルをなるべく一か所にまとめ、ストレスなく展示を楽しんでもらえるような部屋分けにしています。また、廊下にポスターやフライヤーを置くことで興味のある作品を見つけやすくしました。

滝口 それぞれやりたいことがある⼈もいて、展⽰スペースをどう振り分けていくか悩みました。特に今年は写真の展⽰をする⼈が多い印象だったので、みんなの意⾒をまとめるのに苦労しました。

映像学科の展⽰における注⽬ポイントを教えて下さい。

滝口 各部屋の展⽰空間や雰囲気です。作品ジャンルごとに部屋が分かれているため、それぞれの部屋で雰囲気が異なります。展⽰は各部屋でレイアウトを考えながら進めているので、そのジャンルにとって最適な状態の展⽰空間となっています。そのため、その展⽰空間を⾒ていただき、雰囲気を感じていただきたいです。

活動をしていく中での苦労とやりがい、感じたことを教えて下さい

阿部 全員の展示を把握するのは大変ですが、展示全体を作っていると一番感じることができますね。

髙橋 個人的に大変だと感じたのは機材のやりくりです。たとえば学科内にある機材の個数にも限界があるので、レイアウト通りにするには機材の個数を改めて調整しないといけなかったり、別の機材で代用出来るか検討しないといけなかったり。その場その場で臨機応変に対応していくのが大変でした。

滝口 苦労したことは機材について知らないことが多かったことです。⾊んな⼈に聞いて頼りっぱなしでしたが、解らないながらも今までやってこられたのは皆さんのおかげで、協⼒しながらここまでやってこられたことにやりがいを感じています。本番の展⽰でもたくさん仕事があるので最後までやりきりたいです。

当⽇への意気込みを教えて下さい。

阿部 皆が納得し、満足できる展示にしていきたいと思います。

滝口 当⽇までしっかりと準備し本番の展⽰に備えたいです。また、機材などを返却して会場を元通りにするまでが展⽰だと思いますので、最後まで頑張ります!

最後に来場者の⽅へのメッセージをお願いします。

阿部 楽しんで頂くだけではなく、新しいものを発見していただける場になればいいなと思っています。私達9期生の集大成、よろしくお願いします。

滝口 1⼈1⼈が四年間の集⼤成として制作を⾏い、展⽰を作り上げてきました。ぜひ、私たち映像学科9期⽣の作品をじっくりご覧ください。展⽰作品だけではなく、展⽰空間としても楽しんでいただければ幸いです。

髙橋 我々展示設計部も含めて卒展運営部全員が今回の卒展の為に一生懸命準備を進めてきました。そして、運営部ではない学生も作品をいいものにしようとこの1年間必死に制作に励んできました。この4年間の集大成をたくさんの方に見ていただきたいと思いますので、是非お越しください。


次回はデザイン部インタビュー後編をお送りします。
お楽しみに。