2021年度卒業制作展

卒業制作作品紹介-その①

これから5回に分けて、2021年度卒業制作作品をご紹介します!
気になった作品は、是非卒業制作展でご覧ください。


『花をひとつもらって』 仙石優香 (劇映画作品)

作品紹介
世界観というものはひとりひとりが持っているもので、それが交差することで人との関わりが生まれている。そこで生まれる成長や心境の変化を3本の短編映画で表現しました。

特にこだわった点
それぞれの世界観を区別できるように、カメラマンを変えて撮影をしました。リンクしているシーンのその前に主人公には何が起こって、後にはどんな変化があるか、構成を考えることをこだわりました。

制作を終えて
とても小さな世界を描いたので、みてくれた人が自分の世界に置き換えてくれたら嬉しいなと思います。同じ会話をしていても受け取る事は違っていてその後に感じることや、自分の行動に反省してしまうこともある…。自分の世界を振り返ることもできたので、制作できてよかったです。


『Connection』 和田朋子(アニメーション作品)

作品紹介
ネット上で本名も顔もわからない誰かとのコミュニケーションを楽しむ主人公が自分のアバターと一緒に「ネット上の強い繋がり」を確かめに行くアニメーション作品です。

特にこだわった点
爽やかで少し儚い世界観を設定し、画面をブルーで統一して雰囲気が伝わるよう撮影に時間をかけて制作しました。

制作を終えて
5分を超えるアニメーション作品を企画、作画、撮影など全て一人で制作するという初めての試みでしたが様々な技術を学びながら楽しく作ることができました。


『となりの異世界』 松田萌々華(3DCG作品)

作品紹介
もし扉の向こうに異世界があったら、変わりばえのない日常もいつもと違う非日常に変化していく。

特にこだわった点
作品を見た後に自分の身の回りの異世界を探したくなる、想像したくなるような作品になるよう、部屋に比べ異世界が明るくなるように制作しました。

制作を終えて
コロナ禍のオンライン授業で家と大学が画面越しに繋がっている環境を経験したことから作品のアイデアを思いついたのですが、扉の向こうにどんな異世界があるか想像することで、この環境でも楽しい事を見つけながら制作することができました。