2024年度卒業制作展,  exhibition

「金林ゼミ」作品紹介

2023卒業・修了研究/制作展の開催日が迫って参りました。本年度も足を運びになられる方はもちろん、本年度から初めてご覧になられる方もお楽しみいただけるよう様々なイベントをご用意しております。映像学科一同、みなさまのご来場をお待ちしております。

今回は「金林ゼミ」の作品紹介です。

斗沢 空慎
『見える、視えない』(映画)

人との繋がりは、決して断つことはできない。閉鎖された環境では繋がりがこの世界の全てになる。弟を亡くした兄は、自身の祖父と改めて向き合うことで、人との繋がりを再認識する。

若松 瑚華
『魔女の屍』(映画)

母を失った少女が、墓前から逃げ出す。
彷徨い、疲れた先で魔女と出会い、母を重ね、母の思いを知る。
少女は母との繋がりを感じ、前を向く。
喪失の中、朧げに進む現実の中で、自分が信じるべきものを知る。

鹿野 興代
『ダンカン・ライドショー』(映画)

森の中に迷い込んでしまったバンドマンのトオル。メンバーとは仲たがいをしてしまい、一人で「やりたい音楽」を考えているうちにピエロのダンカンと出会う。ダンカンから雨乞いを行う祭り「ダンカン・ライドショー」に招待されたトオル。初めは怪しげでいるトオルだが、雨を降らすために奮闘するダンカン一族に少しずつトオルは心を開いていく。

斎藤 陽
『Lookup Phobia』(映画)

ゼミのメンバーに協力してもらいながら、大学から、私が一番苦手である宮町・NHKラジオ電波塔を目的地として歩いた約4時間の映像。道中に遭遇した鉄塔・電波塔や恐怖を感じるものについて、それの何がどのように怖く、自分にとってどのような存在なのか、インタビューを受けるような形で回答、分析していく。


東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展
開催日:2024年2月7日(水)〜12日(月・祝)
開催時間:10:00〜17:00 (水木金は20:00まで)