卒業制作展-2020年度

第4回 展示を支え各部を繋ぐ 制作進行部

2021年2月9日(火)~14日(日)に開催される2020年度東北芸術工科大学映像学科 卒業/修了研究・制作展「24bit+」を創り上げる学生たちのリアルな言葉をお届けするため、広報部にて各部へのインタビューを企画しました。開催まで全5回にわたり毎週掲載していきます。
第4回となる今回は制作進行部を担当している佐々木春杜さん、川崎たろうさん、畔上結衣さんにお話を伺いました。


制作進行の役割と主な仕事を教えて下さい。

佐々木 職員の方々や他学年の学生との連絡、あらゆる情報のリスト化や、予算の管理やアテンド(受付係)のシフト構成など総合的な仕事です。

どのような仕事を担当したのか教えてください。

佐々木 私は制作部の代表として会議の司会進行、職員の方々と学年全体への連絡、卒展運営部全体の進行スケジュール作成、展示会のテーマ・コンセプト案の収集や、ゲスト講師の選定・連絡・紹介文の作成と展示会挨拶文作成、シネマ上映作品のタイムテーブル作成を担当しました。

畔上 展示会当日に学科棟内外で活動するアテンドスタッフのシフト作成、業務内容の整理を担当しました。今年度は学生と来場者の皆様の交流が例年より難しくなると思いますが、充分なスタッフ配置と、コロナウイルス感染拡大防止のための消毒作業も行いますので、安心安全を第一に来場者の皆様をご案内します。(※来場制限があります。詳しくは卒展公式HP: https://www.tuad.ac.jp/sotsuten/ をご参照下さい。)

川崎 動画作品の収集・管理、展示内特設ルームにて自由に作品を閲覧できるオフラインページの制作を行いました。

担当の仕事における工夫点、苦労点などありましたか?

佐々木 工夫点は収集した情報を全てリスト化したことです。進行スケジュールやタイムテーブルなど、全てをリスト化し、タイムテーブルに関しては作品の長さを秒単位で確認できるような図を作成しました。

畔上 
映像学科は様々なジャンルの作品が展示されているため、展示部屋が数カ所に分かれており、部屋によってアテンドスタッフの業務内容も変わってきます。各部屋ごとに必要な業務を考えるとともに、学年全員がスタッフとして気持ちよく参加できるように、業務数や負担の調整を頑張っています。いる部分でもあるのでより目に入るようにも変更しています。

川崎 オフラインページをいかに一般の方が見やすく、使いやすいように作るか工夫しました。作品を集める必要があるため展示が近くならないと取りかかれないので、一気に仕事量が増えることがあり大変でした。

映像学科の展示の見方のすすめを教えて下さい。

畔上 映像学科では空間的にも映像を楽しむことが出来ます。

川崎 シネマ上映を想定して作品を作ったり、個室を設けるなど作品の見せ方に凝っている方が多いので、意識して展示を見ると鑑賞体験が面白くなると思います。

佐々木 動画作品において「音」は非常に重要な要素です。音がもたらす映像効果を最大限引き出すことが出来るのは劇場だと思いますので、是非シネマ(学科棟内のミニシアター)上映での鑑賞をおすすめ致します。

活動をしていく中でのやりがい、感じたことを教えて下さい。

畔上 個性豊かな作品が揃っているからこそ、学年全員の協力が重要であると感じました。今回、各展示部屋に配置されるスタッフは必ずしもその部屋の出展者であるとは限りません。その為、学生同士が互いの作品への理解を深めることが大切だと感じました。

佐々木 連絡やスケジュール管理など目に見えない部分を作っていたので、当日の「流れ」を作っているのだとしみじみ感じていました。

川崎 作品は作るのも大変ですが、やはり一番大変なのはできるだけ多くの人に見てもらえる環境を作ることだと感じました。

当日への意気込みを教えて下さい

川崎 とにかく楽しみたいです。

畔上 展示会当日は学生全員がスタッフとなり、より良い展示会運営の為に頑張ります。その為にアテンド業務の制作担当として全力でサポートさせて頂きます!

佐々木 不測の事態にも素早く対応し、お客様に私たちの展示を最大限楽しんでいただけるよう、常に周囲に目を配り気を引き締めていきたいです。

最後に来場者の方へのメッセージをお願いします。

畔上 スタッフ一同、繋がりを大切に皆様のご来場を心よりお待ちしております。大学に訪れて肌で感じる映像を楽しんで頂ければ幸いです。

川崎 学生一人一人が全力を注いで作品を作っています。それを展示で感じ取っていただければ幸いです。

佐々木 全ての作品に一人一人の個性と努力が詰まっており、できる限り鑑賞していただきたいと思い、私たちも見やすい環境を作るよう心がけております。冬季の開催ですので道中お気をつけてお越しくださいませ。心よりお待ちしております。


次回は広報部インタビューをお送りします。
お楽しみに。