東北芸術工科大学 映像学科11期卒業制作展

Uniqollision

2023年2月7日(火)〜 2月12日(日) 10:00〜17:00

東北芸術工科大学 デザイン工学実習棟B -1階(映像学科棟)

私たちは4年間で映画、写真、アニメーション、CGなど様々な映像表現を学んできました。

ひと通りの表現技法を共に学んできた私たちですが、専攻するメディアが異なれば、その中での作風もそれぞれ違います。

今回の卒業制作展では、ひとりひとりが4年間で学んだことを詰め込んだ、個性的な作品たちばかりが並んでいます。

そして、今年の卒業制作展のテーマは「Uniqollision(ユニコリジョン)」。

個性(unique)が衝突する(collision)という私たちの展示を象徴する言葉です。

多くを学んだからこそ、ひとりひとりが自分の個性を見つけることが出来ました。

その個性の集大成とも言える作品たちが、ぶつかり合いながらもひとつになっている展示をどうぞご覧ください。

作品を見ていただきながら、それぞれの個性を感じてもらえれば幸いです。

是非会場へお越しください。

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映像学科11期卒業制作展 その⑧
2023年2月12日/

前回に引き続き映像学科展⽰作品の優秀者の作品をピックアップして発信していきたいと思います! 今回は、屋代賞作品「Slimbing」作者:⿅⼜翔⼆朗さんと⼭本賞作品「骸なる惑星の武離 機男」作者:熊倉英⾥さんと⽔本寛也さん、プロダクトデザイン学科教員賞作品「オワ リ」作者:磯⾙優奈さんの3つの作品を紹介します。

映像学科11期卒業制作展 ⑦
2023年2月10日/

前回に引き続き映像学科展⽰作品の優秀者の作品をピックアップして発信していきたいと思います! 今回は、岩井賞作品「⾒送り」作者:畠⼭優花さんと同じく岩井賞作品「WHAT AHAPPY NEW YEAR」作者:溝越咲来さんと加藤賞作品「GLOW」作者:本⽥はるかさんの3つの作品を紹介します。

映像学科11期卒業制作展 ⑥
2023年2月9日/

こんにちは!前回に引き続き優秀作品に選ばれた作品を紹介させていただきます! 今回は「おはようは誰のもの」木下夏実さんと、「共に生きる」笹原未紅さん、「ナポレオン」鈴木琉心さんの3作品を紹介させていただきます。

映像学科11期卒業制作展 ⑤
2023年2月8日/

こんにちは!!映像学科11期⽣、卒業制作広報部です!今回は、最優秀作品「疑念」作者:柏倉琉生さんと優秀賞作品「ほしひつじ」作者:佐藤 杏奈さんと同じく優秀賞作品「かぼちゃに祈る」の3つを紹介します。

映像学科11期卒業制作展 ④
2023年2月7日/

今回ご紹介するのは、個人展示室(04の部屋)と、ミニシアタールームです!個人展示室(04の部屋)では、自分の感情や、他者の感情など、感情との向き合い方を考えさせられる展示がされています。立体的な展示になっているので視覚的にも楽しむことが出来ます。

映像学科11期卒業制作展 ③
2023年2月7日/

今回ご紹介するのは、個人展示室(06の部屋)と、シアタールームです!この個人展示室(06の部屋)では、自分が決めていく選択で、未来がどうなるのかを辿っていくゲームを実際に体験することが出来ます。ゲーム内だけではなく、現実とも重ねながらこれからの未来を考えることが出来ます。

映像学科11期卒業制作展 ②
2023年2月5日/

こんにちは!!映像学科11期⽣、卒業制作広報部です!前回に引き続き、各展⽰スペースの情報を発信したいと思います!今回ご紹介するのは「写真」作品の展示スペースと、「3DCG、VR」作品の展示スペースです。

映像学科11期卒業制作展 ①
2023年2月4日/

こんにちは!!映像学科11期生、卒展広報部です!もう少しで卒業制作展が始まります。それぞれが時間をかけて制作してきた作品をより多くの方達に見ていただければ幸いです。

ゼミ紹介

岩井ゼミ

岩井ゼミはアニメーションとドキュメンタリー映画の学生が集まったゼミです。全員が女子ということもありとても仲が良く、作品のクオリティを高めるためにゼミの時間以外も意見交換を重ねてきました。個性あふれるメンバーの4年間の集大成と言える作品をお楽しみください。 

【エビフライの運動会】藤澤美里 3分44秒

仮装大会で親子がエビに仮装し、障害物競走をしながらエビフライになるまでをコマ撮りアニメーションでコミカルに描きました。

【見送り】畠山優花 9分10秒

様々な風景が移り変わる曖昧な空間で、互いに見送られ、見送りあっている2人を描いた抽象的なアニメーション作品です。2人の性別や関係、バックグラウンドや世界観を自由に想像してください。それが間違いということは決してないです。そして2人を見送ってあげてください。 

【海の月】田中玲衣 4分36秒

海洋問題が解決されないままの「もしも」の未来が主な舞台。海ゴミや魚の乱獲、地球温暖化による水温の上昇が悪化し続け、世界規模でクラゲの大量発生が起こってしまう。人間は対策を講じるも、クラゲの増殖は止まることなく、ついには陸地へと侵食していく。

【かぼちゃに祈る】阿部夏実 6分33秒

祈りをテーマに描きました。誰しも、祈った経験があると思います。この作品を通して、その経験を振り返り、祈りの行末や自身の変化などを思い返してみて欲しいです。

【なきむしなみだ】木村和香 3分35秒

「笑顔になってほしい」という強い願いから生まれた涙のおばけが、泣き虫な女の子を元気付けるアニメーションMVです。涙は感情の結晶、そしてあなたの一番の理解者です。泣いてもいいんだよ、でも笑っていてほしいよ。そんな想いを歌に乗せて、あなたの心の扉をノックします。雨降る日々に愛の賛歌を。

【ほしひつじ】佐藤杏奈 7分40秒

ここは誰も知らない、地図にも載っていない、今はもう忘れられた島。
これはそんな島に住む、三兄弟たちと羊たちの不思議なお話。

【共に生きる】笹原未紅 12枚、28分4秒

こども芸大に通っていた5歳の頃、野菜作りを教えてくれた有機農家の伊藤さん。 
大学生になって改めて関わる中で、紡ぐ言葉に魅了されました。 
伊藤さんの見ている風景、向き合っているいのち、実り溢れる日々の循環はとても美しく尊いものです。これからの社会へ、何か追い風になればと思います。

【オワリ】磯貝憂奈 3分21秒

身近にあるものの、終わりの瞬間のみを切り取って描いた作品。何とも言えない気持ちと、終わりの切なさを、改めて感じ、「あるある!」と思って頂ければ幸いです。 

【TWO PLANETS】池上由美香 3分4秒

現在の地球が形成された説の一つにジャイアントインパクト説がある。これは2つの小惑星が衝突、融合し月と地球ができたという説である。今作品は特に融合の部分に着目して作品に落とし込んだ実験的アニメーションである。

【WHAT A HAPPY NEW YEAR】溝越咲来 7分30秒

誰もが知っている日本のお正月。その準備が、謎の紅白髪の少女たちによって、人知れず地下の世界で行われていたとしたら? 

鹿野ゼミ

こんにちは鹿野護ゼミです。
鹿野ゼミは3DCGソフトをメインツールとして作品制作をしています。 
ゲーム、体験型映像、インスタレーション、3DCGアニメーションなどの作品が展示されますので是非お越しください。

【The Ocean】澤上悠生 5分30秒

私は海洋汚染について研究し、近いうちに改善しなければならない問題を架空の人口島と海を用いて表現しています。また4つのマップで問いかけられる問題を回答してもらい回答結果を元に予想される2050年の海を映し出すという作品を制作しました。

【ALICE】山口優太朗 約5分

本作はゲーム作品です。幼い子供の主人公として母の帰りを求めて、幻想と幻覚に揺られつつ、家屋と病院を舞台に探索します。 
人は不変の生活に苦痛を覚え、新しい刺激を求めるものです。私は「未知の体験への探究要求と将来予想からの不安」に着目し、不思議の国のアリスをモチーフに制作を行いました。 

【胎動】窪田海渡 12分17秒

東日本大震災から11年が経ち各地で復興が進む中、帰還困難区域は未だに3月11日で時が止まっている。被災地の現状と被災した方の想いを伝えます。 

【REBIRTH】小野新太 7分26秒

とある映画館にて、突然ヒトではない何者かが映し出され、「このままではヒトは地球ごと滅びる」と言い放つ。その者の使命は、ヒトだけを滅ぼし、新たな知的生命体を誕生させることだった。そして宣言通り、文明は様々な厄災に見舞われる。結果を求めすぎた人類には、美しくも残酷な結末が待っていた。 

【藻が湖再演】齋藤光佑

皆さんは藻が湖伝説という伝承をご存じでしょうか。山形盆地の中央に大きな湖が存在した、というお話です。私はこのお話を映像体験により楽しく、分かりやすく知って欲しいという思いから、CGでゲームを制作しました。再現した伝承の世界を歩き、当時の人々が歩いていた地形、情景をお楽しみ下さい。 

【あひ晴れ】三浦暖稀 2分10秒

少女が成長するにつれてハレと出逢い、ハレの日の楽しさや美しさを体感しながら、吉祥文様とともに生きていく様子をモーショングラフィックスで描きました。近年のコロナ禍でハレから遠ざかってしまっている現代の若者や家族を持つ人達の心に響くものがあれば良いなと思っています。 

【地域密着型商店の魅力を生かす情報発信】佐藤杏香 5分

私は地域密着型商店の情報発信について研究し、その地域や店の魅力をリアルタイムで発信できるデジタルサイネージを制作しました。宮城県気仙沼市の鮮魚店を舞台に、店に適した情報発信についてリサーチし、その土地ならではの旬の情報をオリジナルの表現で発信することにこだわりました。

【Undergo the Ideal】清野武琉 5分

Leap motionとVRデバイスを利⽤し、ジェスチャーによってU Iを操作する試遊型の作品を製作した。⽬の前の何もない空間にU Iを表⽰できるウェアラブルデバイスを、現在の携帯電話のように⽇常的に活⽤している近未来の世界観を表現。試遊者には体の動きと映像のリンクによる没入感、非日常感を体験していただきたい。

【境戦人機ヴレイダー】多田匡伸 5分

“魅せる”ロボットをテーマとしたゲームデザインとして、オリジナルロボをカスタマイズするシミュレータを制作。 
境戦人機ヴレイダー-BorderTroopersBLADERS-とは、ロボットカスタマイズシミュレーターだ。 
二種類のオリジナルロボを自由自在にカスタマイズ・撮影せよ。

中村ゼミ

中村ゼミは映画制作を行なっているゼミです。ひとくちに「映画」と言っても、このゼミでは長編映画からドキュメンタリー映画まで幅広く取り組んでいます。4年間の集大成を、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください。

【おはようは誰のもの】木下夏海 43分1秒

人生でいちばん大事なガチャガチャ。この世にうまれる前に、1回だけ回さなきゃいけないんだって。でも大丈夫。モラトリアムだってあるし、おいしい唐揚げも食べられるよ。
学籍がない“偽学生”の優子と、恵まれた人生を歩む茉莉奈。ある事件を境に、ふたりの関係が歪み始める。

【シャボン玉】阿部知尋 ・徐恩叙 14分57秒

主人公の清水隼人は、母、清水由紀と二人でアパートに暮らしている。シングルマザーの由紀は、隼人の世話を全くせず、毎日酒を飲み、愛人の元に入り浸っていた。そんな清水家の日常を描いたお話。

【私の家族について】秋葉俊介 25分10秒

家族とは尊い存在のものである。そう考える人は世界中にどれくらいだろう。この世は家族に対する感情おもいが様々な形になって彩られている。この機会に自分自身の家族について想い馳せてみようかと考え撮りました。

【空は飛べない】大津由惟 40分

シンガーソングライターの夢を持つ真白は急に地元へと帰ってくる。そこで弾き語りイベントの出演を勝手に決められるが、あることがきっかけに人前で歌えなくなっていた。
そんな真白はイベント当日歌うことができるのか…。

【現身メーデー】保科洸稀 33分27秒

大学生の犬飼。彼の周りに不思議な現象が連続して起きる。そしてある日黒い服の男が犬飼の前に現れ、こう言った。
「お前の存在俺にくれやしないか」
その男の正体と目的は、そして犬飼に訪れるその先には何があるのか。

林ゼミ

林ゼミは個性豊かと言うよりかは自由な人間が多く集まっています。
私たちはこの一年間、映画制作に没頭していました。それぞれが映画にかける熱量は、他の事に手が付かなくなるほどでした。
私たちが様々なことを投げ打って制作した作品一つ一つを是非とも目に焼き付けて、楽しんでいただければ幸いです。
皆様のご来場お待ちしております。

【誠実と友情】須田拓樹 13分22秒

本作品は,「自分の思いを言葉で伝える」ということをテーマに,対面におけるコミュニケーションの重要性を描いた作品です。私の実体験をもとに少し設定を変えて書きました。
この作品を見て,何か残るものがあれば幸いです。

【夜明けを求めて】海谷晃志 18分

働くって何だろう。人間のリアルって何だろう。
ドキュメンタリーとドラマの二つを混ぜ合わせた「モック・ドキュメンタリー」映画です。
作品の前半に若者が働くことの感情を写したドキュメンタリー、後半には人間のリアルを写したドラマがあります。
不思議な映像だと思いますが是非ご覧ください。

【駄作の蝉】戸村裕紀 ・佐藤亨哉 ・木幡有希 38分6秒

周囲との違いから自分が人間であることを疑い始めた主人公は、人生の諦めから自死を考えるようになる。死ぬのなら、痛みや失敗のリスクがない方法がいい。そんな死に方を探していたとき、橋で飛び降りをしようとしている少女と出会う。それから二人は理想の方法を考え、試すようになる。

【空想戦騎ゲイコウダー】川嶋健悟・野口薫 32分50秒

ヒーローとは誰かが辛い時や苦しい時、その活躍を見た人間に勇気と希望を与え奮起させる存在であると考えている。
自身の在り方に悩む主人公が恩人励まされ奮起し迫る悪に対してヒーローとして目覚める姿を描き、これを観た全ての人々が明るい想いを抱いてくれたら、と思う。

【ナポレオン】鈴木琉心 32分35秒

殺人進化論の思想に取り憑かれた研究生の山口カズキは、自分の理論を証明させるため、優秀でないと判断した人間を殺そうという計画を密かに企てていた。一方、同じ研究生の水尾アカリは、カズキの不審な行動に違和感を覚え、カズキを追いかけ始める。

山本ゼミ

とにかく食べる!それが山本コージゼミです。食べてばかりと思われるかもしれませんが、その空間では自然とコミュニケーションが生まれます。食事の大切さを学びながら、仲間の理解を深めつつ、働く上で必要なスキルを身につけることができます。また、食事会を通して得られるメンバーの意見や独自の表現手法は、常に私たちに新しい気付きを与えてくれます

【骸なる惑星の武璃機男】熊倉英里・伊藤和奏・水本寛也・白田和奏・東海林風夏・石堂渚沙 24分18秒

グループ制作アニメ。6人が⼀つの物語をリレー形式で、手描きアニメやコマ撮りアニメ、3DCG、コラージュなど各々の作風を用いて描く。
⼈間が滅び荒廃した世界で、「命ある機械⼈形」である主⼈公のゴイルと、世界にただ⼀⼈の⼈間の少⼥メリアとのSFファンタジー。

【Sprout diary】成田花音 4分34秒

「伝え、伝わる映像」の研究として、SNSを軸に作り上げる映像プロジェクトを行っています。影響力を持つSNSと、言葉以上に発信する力を持つ映像を組み合わせ、大学生活の中で感じたことを伝えていきます。この作品を通して、自分が大切にしていたことを思い出すきっかけになればいいなと思っています。

【疑念】柏倉琉生 7枚

新型感染症が流行し、我々が実際に体験してきたマスク越しやパーテーション越しでの対話は、 何かに隠れた状態のものでした。そういった状態での対話や鑑賞をすることが、どれだけ理想や固定観念に囚われているのかを、この写真を通して伝えることができたらと思っています。

【Reuse or Refuse】鈴木天翔 10分19秒

「廃棄された落ちこぼれは自ら処理されに行かなければならない」
ここは廃棄された食品たちが処理場に行くための列車。主人公のコンビニ弁当はそこで、三人の食品たちと出会い、自分を見つめ直すのであった。

加藤ゼミ

加藤ゼミは自分の取り組みたいメディアにとことん向き合える、とにかく自由なゼミです。そのため学生によって制作する作品のジャンルは様々で、とてもカラフルです。
学生一人一人が自分の色を持ち、その個性を磨き、時には皆で意見を交換し合い、たくさんの刺激を得てきました。そんな我々の集大成をお楽しみください。

【サンドイッチシンドローム】大友杏沙 11枚

等身大の自分を肯定する自分と、否定する自分に板挟みになる等身大の自分の、三者が介在することが理想の自分が立ち上がってくる。また、この板挟みの繰り返しが今の自分を作り上げている。これをセルフポートレートで表現した。

【Reality OF Fantasy】佐藤創平 5分27秒

人は絶えず想像をする生き物ですが、その空想が突如として現実になってしまう事があるのではないか、そう考えた私は、どんな絵空事でもそれが起きる可能性は必ずしもゼロではないという思いを込めて、この作品を作りました。

【take a step】鈴木愛香 3分17秒

「マイノリティにはなりたくないけど特別な自分になりたい」という思いを持った女の子が、悩みながらも勇気を出して一歩踏み出すまでの話。

【1/366】稲葉佳音 約3時間

華族制度——近代日本における貴族階級。
公・候・伯・子・男の五等の爵位からなり現代まで世襲され続けている。
華宮学園はそんな華族の子息のみに入学が許された花園。
華宮にある噂。
ゲートの先、学園内でしか買えない商品があるらしい。
「きゅうり牛乳」それを飲んだものは————行方不明になっちゃうんだって。

【Overlap Shadow】高橋公平 4分10秒

ダークチックな雰囲気を纏った戦闘ものを描いてみたくて今回の作品は制作しました。明るい場所や雰囲気のある所であれ、そうでない所であれ絶対に不気味さが隠しきれる、隠れられるとは限らない。単に空間そのものだけにとどまらず不可視なものもまたし然り。そんな意味からこの題名になりました。

【GLOW】本田はるか

3Dライブ風映像(2Dの歌ってみた動画)・擬似ホログラム・対話ブースからなるリアルイベントを模した作品です。この中のコンテンツは視聴者の声を随時反映させて進化していきます。「ネオン」という存在が熱狂や感動 をうみ、人々の心に残ることができたとき、晴れてこの作品は完成します。

【てんてこまいんど】小池太耀 18分29秒

1人暮らししている大学3年生の間宮憲司は、大学に遅刻しそうになり坂を駆け上がる。ところが何故か何度も交差点にループしたり、不可思議な世界にワープしたり、次から次へ珍妙な現象に囚われてしまう。果たして憲司は脱出できるか?そしてその先に待つのは?

【Belong to me】安斎スオミ 4枚

抱えている不安はいつか向き合わなければいけないもの。
嫌いな自分もいつかは向き合わなければいけない自分。
逃げることなく向き合うことができれば、自分自身を成長させることができる。
そう思いたいし、そうであってほしい。

【陽だまりにつつまれて】丸子志織 12枚

豊かさとは、お金があることだけではない。
裕福ではないが、たくさん愛情をくれる祖父母を見てそう感じた。
そんな祖父母の豊かさやお茶目でユニークな面を、孫である私にしか撮れない写真で残したかった。
春から社会人の私はあまり会えなくなるが、帰ってくる場所があると思うと、頑張れそうだ。

屋代ゼミ

私達のゼミは一番人数の少ないゼミです。そして、ほとんど個々で制作している作品ジャンルがバラバラなのも私達のゼミの特徴です。しかし、作品ジャンルが別々でも、意見交換をしたり、進んでゼミ生同士で手伝い合うことのできる、丁度良い距離感でまとまったゼミです。

【社畜・寝男の現実と夢の作用】大矢陽果琉 7分25秒

社畜として働く寝男は忙しい毎日を送っては悪夢を見ていた。ある日、近所に住む猫道という男性に会い、彼の飼い猫と戯れ穏やかな時間を過ごす。その日の夜は、いつもの悪夢と真反対の夢を見る。

【心奥投影展】髙橋真梨奈

iPhoneX以降のスマホに対応したARコンテンツです。ユングの原型をモチーフにキャラクターをデザインしています。展示されたマーカーを撮影すると、対応したキャラクターが投影され、アニメーションが再生されます。当日、展示用タブレットがございますのでスマホが無くてもお楽しみいただけます。

【おしまいを添えて】星りん 25枚

素敵な人に出会えても、楽しいことがあっても、常に終わってしまう寂しさばかり考え、目の前の恩恵をを真っ直ぐ受け入れられないことはないだろうか。
作品に共感してくれた方が、自分の現在進行形の”終わり”を思い出しながら、自分を責めず、ありのままを受け入れ、自分の寂しさに寄り添ってほしい。

【Maze Escape】工藤優樹

この作品は得体の知れない存在によって異様な雰囲気の迷路に送り飛ばされ、様々なギミックを解きながら迷路からの脱出を目指す迷路脱出ゲームです。

【ES】水野摩耶

謎解きメインの脱出ゲームです。
脳トレを元にした謎解きなので、頭を柔らかくして挑戦してください。
マウスのみの操作で直感的に操作ができます。
手当たり次第にクリックして見て下さい。

【Slimbing】鹿又翔二郎

楽しいゲームを作りたいと思い、楽しいゲームを作りました。
磁石に引っ張られたり、高いところから落ちたり。それでもスライムがゴールを目指し、上へ上へと登っていく楽しいゲームです。今までにない体験と挑戦ができます。
楽しんでプレイしていただければ嬉しいです。

【ものおくり】阿部成鷹 5分4秒

縄文時代には、ものおくりという儀式がありました。これは、壊れて使えなくなったり、古くなってしまった土器を集めて行われるものです。
この儀式が行われたのは、「ものに宿った魂を神に送る」という理由からだと考えられています。つまり、縄文人はものにも魂があると考えていました。
この作品では、この「ものおくり」を通じて、ものにも魂があるという考えをアニメーションで表現しました。

【Empathy】武田野杏 3分41秒

感情と共感をテーマにしました。人間の抱く感情と、その感情によってとられる行動や体に起こる反応を基盤として、抽象的な映像を制作しました。